俺っちは、ビジネス書を100冊以上読んだ引きこもりです。皆さん、こんにちは。いしけんでっす。
きょうはビジネス書を100冊以上読んだ話です。
昔、外で働いていたときにあまりに仕事ができない俺っちを見かねた上長が、「いしけんくんは、仕事術の本を読んだほうがいいね」とよく言っていました。で、当時の仕事を辞めた後も、その言葉が、ずっと心に引っ掛かっていて、数年前から仕事術の本を読むようになったんですよ。
一応、言っときますが、俺っちは引きこもりであっても、ニートじゃないのでね。在宅ワークという仕事をしているので、ビジネス書も読むんですよ。
で、仕事コンプレックスからビジネス書ばかり読みに読みまくって140冊ぐらい読みました。
【悪魔のささやき】 「で、どうだった?」
あんまり変わりませんね。仕事術の本を読んでも仕事はできるようにならないし、年収も上がらないし、人生逆転はできません。
【悪魔のささやき】 「何も変わらなかったの?」
今の在宅ワークを器用にこなすようになったんですけど、あんまり根を詰めても金遣いが荒くなるだけだと気付いて仕事量を減らし、年収は下がり気味です。
【悪魔のささやき】 「140冊読んで何が見えてきた?」
ビジネス書ばかり140冊も読むと、もうビジネス書の基本構成が分かってしまいますよね。仕事術の本は、普通の人が知らないマニアックな業界用語とフレームワークと武勇伝で成り立っているんですよ。ちょっと難しいことをかっこよくスマートに語れば、意識高い系(笑)の人は、感動して買ってくれるだろうという算段なんでしょうね。
この手法は、もう何十年も前から受験産業がよく使う手なんです。生徒が知らない知識をひけらかしてスマートに解説すると、狂信的な受験生は「おおっ」と感動してセミナーに参加する。意識高い系(笑)が、よくだまされるパターンです。
まあ、昔からキャリアポ○ノはやめなさいとか、ビジネス書を読んでも年収は上がらないとか、よくいわれていますよね。信じる者は儲かるの典型的なパターンです。引きこもりが仕事の本を100冊以上読んでも、引きこもりは治りませんし、引きこもりと一緒に仕事したいと言ってくれる職場も現れません。引きこもりは引きこもりでした。
でも、俺っちは、声を大にして言いますよ。
「俺っちは、ビジネス書を100冊以上読んだ引きこもりだ! おまえらとは違うぞ! うおーー!!!」
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