学校なんかでは、「目標を持て」とよく言われますよね。テストの目標点数とか、受験の目標学校とか、まあ、「目標を持て」と言われるとプレッシャーを感じる人が多いと思います。
で、目標は、「具体的な数値で設定しろ」なんて言われると、じゃ、取りあえずテストで100点が目標とか、偏差値70ぐらいの大学が目標とか、数値目標を持ったりしますよね。
でも、実は、こういう目標の持ち方は間違っています。はい、間違いです。
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何が間違いかというと、この目標の持ち方には「何のために?」が抜けているんですね。
何のためにテストで100点取るのか。何のために偏差値70の大学に受かりたいのか。目的の部分が完全に抜け落ちているんです。
例えば「両親や先生から褒められたい」から、100点取るという目標を設定していたら、これは無駄にハードルを上げちゃっているんですよね。「親から褒められたい」ためなら、家の手伝いをしたほうがいいでしょう。
また「友達からの尊敬を集めるため」という目的があったら、テストで100点取るよりも、スポーツや音楽を頑張ったほうがモテるんじゃないでしょうか。
テストで100点取るために勉強頑張るのはいいんですけど、そのせいでストレスを抱えて友達とけんかでもしてしまっては、親も先生も褒めてくれませんし、友達だって離れていってしまいます。
何が大事なのか見失うと、こういう失敗をしてしまいがちなんですよね。
「何のために」という目的の部分を見失うと、結局100点取っても、これじゃないというむなしさが残ってしまいます。
目標を持つときは、その上位概念として、目的の部分を明確にしてから持たなければいけません。
これから何か目標を持とうと考えている方は、ぜひ、その上の目的の部分も考えてみてください。
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