おはようございます。いしっちです。きょうは、文章術について、お話しします。
目次
- 市販の文章術に足りないもの
- 文章は組み立て方が大事
- --目次を立てよう
- --連想トレーニングが効果的
- 終わりに
市販の文章術に足りないもの
Amazonで『文章 書き方』などと検索すると指南書がたくさん出てきます。でも、市販本で語られている文章術は、なぜか文法論に終始しているんですね。主語と述語を近づけろとか、修飾語は長くなり過ぎるなとか、句読点の打ち方はどうだとか、そんなことばかり書かれています。
うーん、確かに文法は、必要ですけどね。でも、それ、なんか違くね?
文法を身に付けたからって、文章はうまくなりません。
それは、なぜか。
文章は、論理を構造で組み立てるものだからです。
文法は、一文ずつの文の整合性を保つためには役立ちますけど、論理の展開は教えてくれません。
いくら文法を身に付けても、論理の展開を身に付けなければ、文章はうまくなりません。
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文章は組み立て方が大事
そこで以下に論理の組み立て方を身に付けるためのトレーニング方法を二つご紹介します。
- 目次を立てよう
- 連想トレーニングが効果的
目次を立てよう
まず、目次を立てようということですね。通常、ライターが文章を書くときは、目次から書きます。全体を俯瞰して、先に論理の流れを作ってしまいます。そして、目次ができてから、内容を書き出します。
最近はブロガーの中にも目次や見出しを立てる人が増えてきました。うまい記事と未熟な記事の違いは、目次を見れば分かります。プロブロガーの記事は、全体の流れがしっかりと組み立てられていて、目次を読むだけでも内容が理解できますよね。
皆さんも、ブログを書くときは、目次を作って流れを確認してみてくださいね。目次が変な流れになっていたら、記事全体も変な流れになっているっていうことです。気を付けてみてください。
連想トレーニングが効果的
上の項で文章の流れを意識しようというお話をしました。次は、この流れを自在に作れるようにトレーニングしようというお話です。
文章のトレーニングは、連想トレーニングが効果的だといわれています。
例えばランダムな単語カードを組み合わせて、そこから簡単な物語を作ってみたり、キャラクター・行動・アイテムの組み合わせで、キャラクターに自由な行動を取らせてみたりします。
これは、型にはまらず、どんな状況でも自由に物語が作れるように連想する方法です。
あるいは、面白い小説を読んだら、それをベースに自分ならどう書くか考えてみる方法があります。既にある物語をベースに話を書き換える方法ですね。
そうやって自由に連想するトレーニングが、文章を書くときに役立ちます。
終わりに
連想したり、イメージしたり、ビジュアライズしたりすることで文章が上達する。実は、俺っちも、このことを知ったのは、つい最近なんです。これまで文法がどうだ、問いがどうだということばかり言われていたので、イメージトレーニングが大事なんだということを知ったときは、驚きました。
文章を書くときは、言葉に頼り過ぎちゃいけない。
言葉の先に世界が見えなきゃいけない。
いやあ、盲点でしたね。ライティングは、奥が深いなあ。
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