考える力があるかどうかは、人生を大きく左右する

ライフハック
頭のよさというのは、人生のハードルをグンと下げてくれます。これはリアルで『アルジャーノンに花束を』を実体験した私だからこそ、はっきりと言えることです。

私は脳の病気になって認知機能障害を患い、人並みに考える力を失いました。具体的に言いますと論理的に考えられないとか、字を正しく書けないとか、集中すべきものに集中することができないとか、物事をグループ化して概念として捉えることができないとかいう症状を生じるのが認知機能障害です。

この認知機能障害を患うと仕事はもちろん、日常生活も満足に送れなくなります。そこで投薬治療と並行して、学習療法、いわゆる脳トレをリハビリに一環として行うようにしました。脳トレを始めた当初は、川島隆太さんが認知症のリハビリとして学習療法というメソッドを確立した時期でしたので、テレビで見よう見まねで音読、計算、書き取りのトレーニングを始めました。私はもう脳トレを6年近く続けています。

いろいろ挑戦したのですが、今も続いているのは音読だけです。音読ならそれほど負荷を覚えることなく、ベッドで寝ながら本を読み上げていくだけでいいので、簡単です。

そのかいあって、ある程度、認知機能障害が回復し、この6年間を振り返って思うのは、やっぱり頭のよさは大切だということです。考える力があるというだけで物事はうまく回りますし、解決策を自分で見つけられるようになります。認知症レベルの脳機能障害から回復して、昔とは世界が違って見えると思っています。頭がさえる人は、さえない人とは違う世界を見ていると断言できます。頭のよさで世界の見え方は明らかに違います。

今の私の課題は、もっと、もっとさえた思考力が欲しいということです。音読は知識と考える力を与えてくれるのですが、6年も続けていると頭をそれほど使わなくてもできるようになってしまいます。私はどん底から少しばかり人生を立て直すことに成功したので、今度は人並みの幸せをつかみたいと思っています。そして自分で考える力があれば、そのゴールに多少なりとも近づけると思っています。
 

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