尊厳のある死、自分の人生の終わりを考えるとは

ライフハック
先日、ライブドアニュースで、29歳の女性が亡くなった記事を読みました。

尊厳死予告の米女性が自殺 「さようなら、世界」
 
結婚して間もない頃に激しい頭痛に襲われるようになったメイナードさんは、今年1月に余命6か月の宣告を受け、侵攻性のがんで苦痛を伴う死になると告げられた。その後、米国内で「死ぬ権利」が認められている数少ない州の一つ、オレゴン(Oregon)州に夫と共に移り住むと、先月に自らの命を絶つと宣言する動画を公開。これが何百万人ものネットユーザーに視聴され、話題となっていた。
出典:尊厳死予告の米女性が自殺 「さようなら、世界」

私も不治の病を背負っているので、この方のように治らない病気の方のニュースはとても悲しく思います。

病気にこれまでの生活を破壊され、多くのものを奪われるという経験は、実際に病気になった方にしか分からないでしょう。不治の病に侵されると生活も人生も全く別の方向へと変わっていきます。特に後天的に障害者になったような方は、病気や障害で多くのものを奪われ、これまでの生活、これまでの自分とは全く違う生き方を迫られるという点で、ものすごい葛藤にさいなまれます。その葛藤を経て、病気になる前の人生、夢や希望を諦め、病気とともに生きていく新しい人生を受け入れることを「障害の受容」と呼びます。これは受け入れることではなく、受け入れざるを得ないことなので、受容というより諦念に近いかもしれません。

しかし、今回のようなメイナードさんのケースの場合、受け入れた先には死しかありません。がんを受け入れることより、がんに侵され、余命残りわずかな人生で、どのように自分の人生の最期を迎えるかという決断をしなければならなくなります。そこで彼女は、苦痛を伴う末期の死に方ではなく、まだ耐えられる程度の苦痛のうちに「安らかな死」を迎えるという決断をなされたのでしょう。

まだ若かった彼女が、自分の人生の最期を考えるというは、私になど想像もできないような葛藤があったのではないでしょうか。こういうニュースを見ると、本当に自分の人生を考えさせられます。そして、最後に彼女のご冥福を心からお祈りします。

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