世界一やさしい問題解決の授業 ★★★★☆

ライフハック
人生の難易度がとにかく高すぎるということで、ここ数年問題解決に役立つ考え方を勉強しています。この本を読む前までの私の問題解決法は、まず認識している問題を明確化して、その問題に対して解決策を三つか四つ考え出し、それに対してアクションとレビューを繰り返しながら深めていくという方法を取っていました。これまでの私の問題解決法は、とにかく狭く深く、物事を煮詰める方向で考えていました。

原因や解決策の全体像を見るための幅広いリストアップ
この本の問題解決法は、これまでの私の解決法とは基本的スタンスが違います。まず、問題の明確化とテーマ設定。これは同じです。問題がはっきりしたら、問題の原因と思われるものを思い付く限り、たくさん書き出します。三つとか、四つというものではありません。10個でも20個でも、あるいは30個でも、とにかくたくさん書き出します。ここが違います。深く突き詰めていく前に、まずは可能性をすべて洗い出します。これが大切です。そしてその原因を基に仮説を立てます。この仮説が解決策を考える方向性を与えます。そして仮説の検証。その仮説に対して、次に情報を集めます。仮説が間違っていないかを分析・検証します。仮説と現実のずれを明確にしてから解決策の模索に入ります。この時も考える解決策は三つとか、四つなんて少ないものではありません。とにかく思い付く限りの解決策をまずはリストアップしてみることです。深く煮詰める前に、とにかくリストアップすることが大切。煮詰めるのは後でもできます。その前にたくさんの解決策を考え出すことが大切です。その解決策を実行しやすいものと実行が困難なもの、効果が高いものと効果が薄いものという軸でマトリクスを作り、並べてみます。そして、実行しやすいものと効果が高いものから順番に実行していく。
総括
私はこれまで反省日記で、とにかく反省することが考えることだと思っていました。反省することが問題解決の方法だと思っていました。しかし、本当の問題解決の方法は違いました。考える方法が根本的に違う。
1.テーマの設定
2.原因のリストアップ
3.仮説
4.情報収集と仮説の検証
5.解決策のリストアップ
6.マトリックスによる実行可能性の模索
7.実行
これが本当の考えるということ。解決策を三つ四つ思い浮かべて煮詰めることが考えることではありません。一つの方向に向かって深く掘り下げることが考えることではありません。それも時には役立つかもしれませんが、問題にぶつかった時は、まず可能性をすべて洗い出すということが基本です。原因になりうる可能性、解決策の可能性、そういうものをすべて洗い出すのが本当の意味で問題解決に役立つ考え方です。そして、それを思考ツール、例えばマトリックスなどを使って分かりやすく視覚化する。そして難易度の低いものから実行していく。これが本当の問題解決らしいです。私は、これまで全然違うことをしていた。この本は、そういう意味で基本的スタンスを世界一やさしく教えてくれます。困難にぶつかっている人には、ぜひお勧めします。
 

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