オズの魔法使い ★★★★★

小説
この本は講談社英語文庫の原書と日本語訳の両方を読みました。

たつまきに遭い、家ごとマンチキンの国に飛ばされてしまったドロシーが、カンザスの家に帰るためにオズの魔法使いに会いに行くお話です。頭が悪いと思い込んでいるカカシ、臆病なライオン、ブリキの木こりを仲間にして大魔法使いオズに会うのですが、オズは悪い魔女を倒せと条件を出します。魔女をやっつけて再びオズを訪ねるとオズは何の魔法も使えない、ただの手品師でした。仕方がないので魔女のグリンダのもとを訪ね、銀の靴で帰れることを教わり、無事カンザスのエムおばさんのいる家に帰ることができるというアメリカン・アドベンチャーです。

ドロシーがカカシ、ライオン、木こりを仲間にしてオズに会いに行くところまでは、恐らくほとんどの方が知っているのではないでしょうか。

けれどもオズに会った後、帰れないことが分かり、魔女のグリンダのところに行く場面は案外知らない人も多いと思います。途中で中国陶器でできた人々に会ったり、ライオンが怪物を倒したりという部分は、少なくとも私はこの本を読んで初めて知りました。

空飛ぶ靴で目的地へ瞬間移動するアイディアは、ドラゴンクエストⅣの第一章戦士ライアンの物語にも使われていますね。

ライオンが獣の王になる章ででてくる怪物も、第四章踊り子マーニャの物語でモンスターのデザインに使われています。

名作と言われるファンタジーは、現代でも色んなところで使われていたりします。
知っていると結構おもしろいと思います。

私の読んだ日本語訳は1980年に初版が出版されたもので、守屋陽一氏の翻訳です。これは結構古い翻訳で、児童書向けに少し省略されている部分もあるような気がします。それでも流れをつかむには問題なく、この次のステップとして英語版を読もうとされている方には、これでも十分だと思います。オズの魔法使いの原書はTOEIC 400点レベルで、洋書を読んでみたいと思っている方には最適な一冊です。ぜひ英語の原書にも挑戦してみてください。

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