仕事が速い人のすごい習慣&仕事術 ★★★★☆

仕事術
前回の『できる人の超★仕事術』に引き続いて、仕事術関連の本。この本は1日の始まり、つまり朝から昼、そして夜にかけて順を追ってやるべきことや心構えを書いている。著者はアメリカで国際経営コンサルト経て独立した人だが、この人の仕事術や心構えはどんな人にも参考になるだろう。1日の中で朝が一番頭の冴(さ)えている時間帯であるというのは、孫子の教えにも合致するところがあり、また仕事は勝負、職場は戦場という考え方は、孫子のみならず、勝負脳にも通じるところがあるので、読んでいて楽しかった。

朝は1日で一番頭の冴えている時間帯。目標を持ち、予定をリストアップして効率的に動け。
私が特に印象に残ったところを三つほど挙げてみたいと思う。まず、朝の気力が充実している時間帯にやるべきことが一番印象的だった。1日の始まりは、まず達成すべき目標を立て、優先順位を付けて行動をリストアップする。それだけで1日のよりよいスタートが切れる。朝、漠然と気が付いたことから行動を始めるようなことをしていては、その日の内に終わらせなければならない最も優先順位が高い仕事が後回しにされてしまう可能性があるし、1日の到達目標を明確にしなければダラダラと行動してしまう可能性がある。夢をかなえたい人がそのステップを歩んでいく最小単位は1日である。まずは1日を確実にステップアップして積み上げていく。この姿勢が大切である。

朝が1日で一番頭の冴えている時間帯だとすると、その時間帯にすべき最も重要なことは何か。常に効率を考えよ。
孫子は「朝の気は鋭」と教える。脳トレの川島隆太先生も、トレーニングは朝に行うべきだと教える。そして、今回ご紹介している仕事術の著者・浜口直太氏も、やはり朝を基軸に仕事術を教える。1日の内で朝が一番気力の充実した時間帯だとすると、まず午前中は1日の中で最も重要度の高い仕事なり、作業にあてるべきだ。世の中には、朝の貴重な時間帯をどうでもよいことに費やしている人が多い。他人から見れば「それは午後でも、夜でもできるんじゃない。」、あるいは「それをする必要はないんじゃない。」と指摘されるようなことを朝の時間帯に行っている人がいる。そういう人は仕事の優先順位を付け、朝の時間帯に最も重要な仕事をするようにスケジューリングしなければならない。きょう、何が一番大切なのか。そのことを常に考え、それを朝にあてる。優先順、行動リスト、そしてスケジューリングが効率的な仕事をするための第一歩になる。

反省・決意日記を付ける。
1日を全速力で突っ走ってきたら、夜にもすることはある。1日の反省・決意日記を付けることだ。反省・決意日記は、私にも経験があり、こういう日記を書いていると夢へ向かって確実にステップアップできる。私の場合は、英語とフランス語を身に付けたい一心で、ほとんど毎日反省日記を付けていた。そして反省日記の結びは次へのチャレンジにつながるように決意表明をしていた。そして今、フランス語や英語の本を読めるようになった。そういう経験があるから、浜口氏のおっしゃる反省・決意日記の効用は私が一番よく知っている。1日の仕事を終えたら、その日1日を振り返り、次につながるような反省・決意を書くということは、確かに上達への必須条件だと思う。

浜口氏は感謝や祈りということも大切にしている。この人はとても誠実な人だということが文章からヒシヒシと伝わってきた。また、世界中に広い人脈を持っており、そのこともこの人が魅力的な人物であることを証明しているだろう。今回、読んだ仕事術の本は、私のようなテープライターにも参考になることが多く、ことあるごとに振り返り、読み直してみたいと思う。まずは朝を1日の勝負とするという教えをしっかり実行していきたい。

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